日常

リジェネラティブ農業がなぜ注目されているのか

2021-02-22

 

こんにちは。本記事では、最近注目されているリジェネラティブ農業に関して話していきます。

内容としては、以下の通りです。

本記事の内容

・リジェネラティブ農業とは?

・注目されている理由

・リジェネラティブ農業の効果

こんな感じです。

もし、忙しくて記事を読んでいる暇がないのであれば、Spotifyで配信もしているので、聞き流してみてください。


さて、おそらくリジェネラティブ農業と言われても、多くの人は「なにそれ?」といった感じですよね。

そこでまず、リジェネラティブ農業がどういったものなのかという概要を説明します。

これは簡単にいうと、

土壌を修復

自然環境も回復

こんな感じです。

じゃあなんでこの手法が注目されているのかという疑問が当然出てきますよね。

その答えとしては、土壌が健康であればあるほど、炭素を吸収するので、気候変動を抑制できるからです。

とはいえ、この説明だとよくわからないですよね。

なので、リジェネラティブ農業と呼ばれている具体的なものをそれぞれ見ていって、理解を深めていきましょう。

 

リジェネラティブ農業の具体例

今回紹介するのは、以下の代表的な3つのものです。

・輪作(りんさく)

・不耕起栽培(ふこうきさいばい)

・アグロフォレストリー

それでは、順番に見ていきましょう。

 

輪作(りんさく)

これは結構昔からある手法なのですが、長い間、使われなくなっていったので、聞いたことがない人も多いと思います。

なので、簡単にこの手法のことをいうと、同じ土地に一定の周期で異なる作物を栽培するものです。

この手法の利点としては、

さまざまな作物を栽培する

⇒ 土の中の栄養素や微生物がアンバランスになることを防ぐ

⇒ 炭素を土壌の中に留めることができ、健康な根っこを育てることに繋がる

イメージしにくい方は、「定期的にいろんなものを栽培しているんだ〜へぇ〜」くらいで大丈夫です。

不耕起栽培(ふこうきさいばい)

この手法は漢字の意味通り、土を耕さずに栽培をすることです。漢字を見ればすぐ理解できる手法で覚えやすいですよね。

この手法の利点としては、

土を掘り起こさない

⇒ 土壌侵食を軽減できる

⇒ 土を回復させ、空気中の炭素をより多く地中に留める

こんな感じですね。

ちなみに、炭素を土の中に留めることは地球温暖化を緩和できるという研究結果があります。

このことに関しては、多くの権威ある学者の方が明らかにしているので、信頼性は高いかと。

アグロフォレストリー

これは、農業という意味の「Agriculture」と林業という意味の「Forestry」を組み合わせた造語で、

特徴としては、森を管理しながら、空いている土地で栽培するといったものです。

農作物の具体例としては、

・マンゴーなどの木を植えて栽培

・その下の農地ではバナナやカカオといったものを栽培

この手法は、新たに土地を作る必要がないため、森林伐採をしなくて済むのがメリットとしてあり、最近注目を集めています。

森林伐採による影響はとても悲惨なものですからね。

もし、森林伐採に関してあまりピンときていないのであれば、前回のラジオで解説したので、よかったらそちらを参考にしてください。


と、代表的なリジェネラティブ農業は以上のものとなります。

具体例を通してリジェネラティブ農業がどういったものかの大枠は捉えられたと思います。

では、なぜこの手法が今注目されているかを覚えていますか?

冒頭でも少し触れましたが、気候変動を抑える可能性があるからですよね。

気候変動の影響はこのまま放置していると、地球を住めない環境にする可能性あり、とてもシリアスな問題です。

そこでここからはこのリジェネラティブ農業という手法がどのくらい気候変動という問題を前に働いてくれるかを見ていきましょう。

結論からいうと、この手法のおかげで多くの環境的恩恵を受けることができました。

具体的な活用方法を見て、どのくらいこの手法が貢献したかを見ていきましょう。

 

リジェネラティブ農業の貢献度

ここでは、リジェネラティブ農業がどれほどの貢献をしているかをより明確にするため、2つの事例を紹介します。

 

インド

1つ目の事例では、インドで経済学者と環境保護論者が、36ヘクタールもの死んだ農地を買いました。

周りの住民からは、「そんなところでは何も栽培できない」と皮肉交じりにあざ笑っていたのですが、

その2人はリジェネラティブ農業を活用すれば、このように死んだ土壌でも復活させることができると宣言し、

実際に、それを成し遂げました。

今では、約1,000種類ほどの作物が育つ地域となっています。そしてそれらの種は農家に無料で配布されるなどと社会貢献にもつながっています。

ブルキナファソ

2つ目の事例の舞台は、西アフリカに位置するブルキナファソという国です。この国では、歴史的干ばつが発生して多くの人が飢餓で亡くなりました。

そういったこともあり、ブルキナファソでは農業をすることが困難と考えられている中、ある男性はその国の伝統的手法でもある「ザイ」を実践し、土壌を再生させようと挑戦しました。ここでは、専門的なことに関しては触れませんが、結果として彼の挑戦は成功したのです。

そしてこの男性は、「砂漠を止めた男」、第2のノーベル賞とも呼ばれるライト・ライブリフッド賞を授与されました。

 

ここで紹介した2つで共通している点は、死んでいた土地をリジェネラティブ農業で見事に復活させたということです。まぁ、「ザイ」に関しては結果としてリジェネラティブ農業になったわけですが。

何はともあれ、この手法は死んだ土壌でも復活させる可能性を秘めており、これは気候変動に立ち向かうに値する手法の1つであることがわかりましたね。

それに、今もなお成長を続けている分野でもあり、有名ブランドのパタゴニアも積極的にこの分野への取り組みを実施しているので、これからの成長性にも期待できるのではないでしょうか。

気になる方はこちらから:『パタゴニア

 

情報に敏感になろう

今回のことを簡単にまとめると、

輪作:同じ土地で異なる作物を栽培 → 土の中の成分のアンバランスを避ける

不耕起栽培:土を耕さない → 土壌侵食を軽減させる

アグロフォレストリー:森の中で栽培をする → 森林破壊をしない

こういったリジェネラティブ農業が気候変動を抑制できると注目されているという話でしたね。

それで実際に、この手法を使って土壌を復活させたストーリーを簡単に2つ紹介しました。

これらの手法を活用した農業は、都市型垂直農業とは違って初期コストがそこまで高くないので、参入障壁が低いです。

そういったこともあり、これから多くの企業や団体が参入してさらなる発展が起きることが予想できます。

わたしたちもただ傍観者になるのではなく、常にアンテナを張って情報を入手して、チャンスがあったら参入してみるのもありかもですね。

 

参考までに、本記事を執筆する際に参考にしたサイトをあげておきます。

よかったら、読んでみてくださいね。

参考にした記事:『What Is Regenerative Agriculture

ひろし

英語力ほぼ0で留学→英語ができるようになる→外国人の彼女ができる。 こんな僕だからこそ、発信できることをしていきます。

最近の投稿

-日常

Copyright© Knowledge House , 2021 All Rights Reserved.