
[make]の使い方がいまいちわからない人。
こんにちは。英語力ほぼ0で留学に行ったひろしです。
本記事は、上記のような悩みを解決していきます!
記事を読み終えたあと
[make]にそんな意味があったのか!
[make]って結構便利な単語じゃん!
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[make]のイメージ
さて、まず[make]の使い方をより理解してもらうために、[make]のイメージについて解説します。

[作る]って意味じゃないの?
もちろん[作る]という意味で間違えはないのですが、もう1つおさえてほしいイメージがあります。
それは[何かを変える]といったイメージです。
そう言葉で定義されただけでは、わけがわからないと思うので、それぞれ見ていきましょう。
[作る]というイメージの[make]
これは、『何かしらを加えて作る』というイメージです。
このイメージは割と、有名だと思います。
というのも、皆さんが知っている[作る]という意味の[make]だからです。
とはいえ、何かしらだとあいまいな表現でイメージしにくいと思うので、[作る]というイメージにおいては、[力を加える]と考えてください。
それでは、具体例を見ていきましょう。
具体例
① [I made this house.]
(この家を作った。)
② [She made this scarf for her grandmother.]
(彼女は、おばあちゃんのためにこのスカーフを作った。)
③ [That house was made from wood.]
(あの家は木で作られている。)
①と②の文章では、主語が[ヒト]になっていますが、③の文章では主語が[モノ]になっていますね。
これは、③の文章が受動態という形になっているからです。
受動態に関しましては、後日また記事を書きます。
では、この具体例について解説します。
どの文章も[力]すなわち[労力]があって、その結果としてモノが作られていると思います。
これが[make]の[作る]におけるニュアンスです。
ポイント
[make]は不規則変化動詞で、[made]というのは[make]の過去形になります。
[変える]というイメージの[make]
続いては、『何かしらが対象のヒトやモノを変える』イメージの[make]について解説します。

このイメージの定義だけ見てもよくわからないと思うので、まずはこちらの具体例をご覧ください。
具体例
④ [My sweetie always makes me cry.]
(私の恋人はいつも私を泣かせる。)
⑤ [What you said made him sad.]
(あなたが言ったことによって、私は悲しんだ。)
では、説明していきます。
④の文章をご覧ください。
この場合における[何かしら]というのは、[私の恋人]ですね。
そして、その対象となるのが[私]です。
最後にどのように変化したかは、対象である[私]のあとに続く単語から読み取ることができます。
つまり、[私の恋人は、私を泣いている状態に変える]という意味になります。
しかしこのままだと日本語がおかしいので、上記のような訳し方になります。
次は、⑤の文章を見てください。
このケースも同じ考え方で、[何かしら]というのが、[あなたが言ったこと]になります。
対象になるのが、[彼]です。
どのように変わったかは、[彼]のあとの単語を見ると、[悲しい]ですね。
すなわち、[あなたが言ったことは、彼を悲しい状態に変える]になりますね。
最後にこの文章を正しい日本語に直すと、上記のような訳になります。
この2つはいわゆる使役動詞の[make]と呼ばれています。
しかし皆さんはこの正式名称を覚える必要はなく、このイメージさえ頭に入っていればいいのです。
なぜなら、実際に英語を使う際は、正式名称は必要なく、イメージができて正しく使えるかどうかだからです。
ポイント
[what+S+V]で[~~こと]という意味になります。
[make] + 名詞
最後に今まで解説してきたイメージにおける[make]とは違いますが、覚えておくととても便利な表現を紹介します。
それは一言でいうと、[make]+名詞で[~する]という意味になるということです。
言葉で言われても、あまりイメージができないと思うので、具体例を紹介します。
メモ
⑥ [I made a mistake.]
(ミスをした。)
⑦ [I’m going to make a reservation.]
(予約をするつもりだ。)
⑧ [He should make a decision.]
(彼は決断するべきだ。)
上記の具体例を見てわかるように、[~]の部分には名詞の意味が入っていますよね。
この[make]は、名詞を動詞のような働きにさせたいときに、便利なのでぜひ覚えてみてください。
意外と何かを間違えた時に、⑥の文章のような表現は出てこないものです。
ポイント
[should]は、助動詞で[~するべき]という意味になります。
[make]の使い方まとめ
いかがだったでしょうか?
[make]ってとても便利な単語ではありませんか?
今回のことを簡単にまとめると、
makeの使い方まとめ
・イメージで考えると複雑に感じない。
⇒ [作る]と[~させる(変える)]というイメージの[make]
・[make]+名詞での便利な表現
このようになります。
長々と書きましたが、最低でもここさえ覚えていただければオッケーです。(笑)
何かご不明の点であったり、「~~について教えてほしい」などと要望がありましたら、コメント欄にご記入お願いします。
それでは、また次の機会に!
頑張っていきましょう!